【17冊】秋元康さんがおすすめした本

AKB48グループや坂道シリーズのプロデューサーで、ほぼ全ての楽曲を作詞し、番組の企画構成やドラマの脚本も手掛ける。

芸能

『立つ』

生駒里奈の乃木坂46での活動の振り返りと、彼女の視点を通して乃木坂46がグループとして成長していく歩みがわかる1冊。

秋元康

生駒里奈の佇まいは凛として美しい。自分の足でしっかり大地を踏みしめ、背筋をピンと伸ばして、未来を見据えている。ブレない姿勢は、彼女の生き方そのものだ。

出所:本の帯

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『人生を危険にさらせ!』

「将来の夢は哲学者」と公言する異色のアイドルNMB48須藤凛々花が、政治社会学者・堀内先生と哲学ガチ授業。堀内先生から出される「アイドルとファンの食い違いについて」「人工知能との『恋愛』は成立するのか」「子どもは自由か不自由か?」などのお題を、喜怒哀楽も激しく考え掘り下げていく。

秋元康

アイドルだって、哲学する

出所:本の帯

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『腐ったら、負け』

HKT48誕生から現在までの軌跡をメンバー全員に長時間に渡りインタビュー。そして、地元マスコミ、尾崎劇場支配人、指原莉乃ほか移籍を含む全メンバーの証言を元に掘り下げた、問題のドキュメントが完成。

秋元康

なぜ、今、HKT 48が輝いているか?その光の正体は汗と涙の結晶の乱反射によるものだ

出所:本の帯

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『昭和に火をつけた男』

時代を映す鏡として青島幸男の軌跡を追い、昭和、平成の時代を生きた私たち自身の道行きを振り返る。「東京」とともに生きた才能の全貌を描出する決定版評伝。

秋元康

僕は青島幸男の孫弟子に当たる。だから、青島幸男はいつも僕のずっと前にいた。放送作家、作詞家として、追いかけるのだが、その差はどんどん広がり、決して追いつけない存在だと気づかされる。

出所:本の帯

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『渡辺晋物語』

心躍る時代の、輝かしい舞台のその裏に、ひとりの男がいた。ザ・ピーナッツ、クレージー・キャッツ、ザ・ドリフターズ、ザ・タイガース、キャンディーズなど、300名以上のタレントと数々のヒット曲を世に送り、スター王国・渡辺プロダクションを築きあげた、その男は、渡辺晋。

秋元康

日本のショービジネスの基盤を整えたのは、渡辺晋氏である。僕たちは、その上を歩いているに過ぎない。

出所:本の帯

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小説

『世界から猫が消えたなら』

僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。

秋元康

頭で考えた文章ではなく、感じるままに書きなぐった言葉が、ストレートに突き刺さる。川村元気の小説は、音楽だ。

出所:本の帯

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『太陽の季節』

伝説の名作「乾いた花」の全面改訂版や、戦後の青春を代表する作品「太陽の季節」他3編を収録した短編集。

秋元康

技能やテクニック的に綺麗にまとめていくやり方ではなく、粗削りでも自分が何かを伝えたい!というエネルギー。この小説が持つ、そんな石原さんのエネルギーに屈服した。

出所:スミスの本棚

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『ゴールドラッシュ』

風俗店が並び立つ横浜黄金町。14歳の少年は、中学を登校拒否してドラッグに浸っている。父親は、自宅の地下に金塊を隠し持つパチンコ店経営者。別居中の母、知的障害を持つ兄、援助交際に溺れる姉など、家庭崩壊の中、何でも金で解決しようとする父に対し、少年が起した行動とは—。

秋元康

明け方四時にページをめくりだし、読了したのは仕事が始まる午後一時だった。自分は何も間違っていないと呟く。父親殺しの少年に、僕自身をオーバーラップさせた。

出所:本の帯

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『アイドルとつき合う方法』

新田恵利初の書き下ろし小説。現役アイドルの前にしか現われない幽霊がいる。これは、そんな都市伝説を実際に体験してしまった女の子たちのお話。

秋元康

新田恵利が小説を書いたと聞いた。AKBのメンバーの中から24年後、小説家が誕生するんだろうか…

出所:本の帯

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『麒麟の舌を持つ男』

死を目前にした人にかつて食べた最上の味を完璧に再現する“最期の料理請負人”が挑む、極上のミステリー。「満漢全席」に拮抗する「大日本帝国食菜全席」とは一体何なのか—。

秋元康

ここまで泣かせたいのか、田中経一!日本中、いや、世界中の料理人が嫉妬する小説だ

出所:本の帯

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エッセイ

『愛を乞う皿』

稀代の芸術家が生涯に残した仕事は多岐にわたる。会員制の「美食倶楽部」で食通たちを虜にし、天下の名料亭「星岡茶寮」を立ち上げ、三十万点もの陶芸作品を生み出した。一方天才ゆえの傲慢さ横柄さは周囲の友人、恩人、家族を傷つけ遠ざけ、病床に寄り添うのは平野雅章ただ一人。鬼才と呼ばれ怪物と恐れられた北大路魯山人とは一体どんな人物か。

秋元康

北王子魯山人は、魅力的な人間だ。田中経一が描いた魯山人は、さらに魅力的だ。途中で本を閉じさせない面白さだ。

出所:本の帯

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ビジネス書

『メモの魔力』

著者にとってメモとは、生き方そのもの。誰にでもできるけど、誰もまだその魔力に気づいていない「本当のメモの世界」。

秋元康

新たな発想をするために特別なことをする必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。前田裕二がメモをとる姿を見ているとそう思う

出所:本の帯

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『読書という荒野』

正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。読書をして自己検証する。自己否定する。自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。出版界の革命児が突き付ける、究極の読書論。

秋元康

見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って『読了』と悦に入っている輩など、足下にも及ばない。書を貪り喰ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。

出所:本の帯

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『祖国と母国とフットボール』

北朝鮮代表入りした鄭大世。日本国籍を取得、日本代表入りし2011年アジアカップ決勝戦で決勝点となるボレーシュートを決めた李忠成。日本で生まれ育った在日コリアンサッカー選手が選んだ、正反対のふたつの道。

秋元康

サッカーが好きな人も、そうではない人も、ここに描かれた人間ドラマには引き込まれるだろう。慎武宏というスポーツライターは、”運命”の背負い方を見事に描いている。

出所:本の帯

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『恋愛経済学』

恋愛はなぜ最高の贅沢財?プライスレスな恋愛の仕組みを解明。

秋元康

勝間和代の恋愛に対する鋭いマーケティングは、男たちへの危険球である

出所:本の帯

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『世の中それほど不公平じゃない』

恋愛、家族、仕事の悩みからバクチの極意まで。10代~70代の幅広い層から寄せられた様々な相談を、海千山千の直木賞作家“次郎”と新米編集者“太朗”がズバリ解決。

秋元康

この本は、浅田次郎氏の”最初で最後の人生相談”というより、人生相談という形をとった小説だ。他人の人生を弄んでいるのが面白い

出所:本の帯

【同様にこの本を紹介していた著名人】
壇蜜

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『素人力』

超個性的なメンバーを束ねる、制作会社オフィスクレッシェンド代表による摩訶不思議な仕事術、経営術、人心掌握術とは—。

秋元康

40年近い付き合いになるが、長坂信人を嫌いだと言う人に会った事がない。この本を読んで、その理由がわかったような気がする

出所:本の帯

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