【11冊】あいみょんさんがおすすめした本

シンガーソングライター。代表作に「君はロックを聴かない」「マリーゴールド」などがある。

エッセイ

『今日の芸術』

「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」。―斬新な画風と発言で大衆を魅了しつづけた岡本太郎。人々に衝撃を与えたベストセラー。

あいみょん

芸術は賛否両論あるからこそ面白い。そのことも教えてくれる一冊です。

出所:ダ・ヴィンチ20195月号

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『青春ピカソ』

フランス留学時におけるピカソ絵画との衝撃的な出会いを冒頭に、スペイン時代から青の時代、キュービスム、そして「ゲルニカ」に到る、作品的変遷を辿りながら、その芸術の本質に迫る。さらに南仏ヴァロリスのアトリエを訪ね、ピカソ本人と創作について語り合う。熱い愛を込めてピカソを超える、戦う芸術論。

あいみょん

(岡本太郎の作品で)最初に読んだのは『青春ピカソ』だったかな。私、憧れの人や大好きな人のことはいっぱい知りたくなってしまうんですよね。

世の中には面白い人がたくさんいて、そうした方たちの言動や存在が私の中に0.5%ずつぐらい血となって流れている。自分がビニール袋だとしたら、そうやって、いろんな要素を破れそうなぐらいギッシリ詰めこんでいきたいんです

出所:ダ・ヴィンチニュース

 

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小説

『送り火』

自然は沈黙し、少年たちは血の遊戯に熱狂する。東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。

参考:あいみょん「歌詞に起承転結をつけるのは、子供の頃からたくさん本を読んできたことが影響していると思います」

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『静かに、ねぇ、静かに』

本谷有希子が描くSNS狂騒曲。海外旅行でインスタにアップする写真で「本当」を実感する僕たち、ネットショッピング依存症から抜け出せず夫に携帯を取り上げられた妻、自分たちだけの「印」を世間に見せるために動画撮影をする夫婦―。SNSに頼り、翻弄され、救われる私たちの空騒ぎ。

あいみょん

読んでいると心がざわざわするし、正直、後味が悪いんですが(笑)、一度ページを開くと止まらなくなりますね。

出所:ダ・ヴィンチニュース

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『あひる』

我が家にあひるがやってきた。知人から頼まれて飼うことになったあひるの名前は「のりたま」。娘のわたしは、2階の部屋にこもって資格試験の勉強をしている。あひるが来てから、近所の子どもたちが頻繁に遊びにくるようになった。喜んだ両親は子どもたちをのりたまと遊ばせるだけでなく、客間で宿題をさせたり、お菓子をふるまったりするようになる。

参考:あいみょん「歌詞に起承転結をつけるのは、子供の頃からたくさん本を読んできたことが影響していると思います」

【同様にこの本を紹介していた著名人】
蒼井優

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『殺人鬼フジコの衝動』

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか。

あいみょん

もともとミステリー小説が好きで、真梨幸子さんの『殺人鬼フジコの衝動』や百田尚樹さんの『モンスター』などを読んでは、“あぁ〜……”って闇に落ちてます(笑)。

出所:ダ・ヴィンチニュース

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『モンスター』

田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。

参考:ダ・ヴィンチニュース

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『ボクたちはみんな大人になれなかった』

それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。

あいみょん

ここまで人間的で、生活に潜む些細な感情を掻きむしられた小説は今までになかった。的確に刺してくる。直接心臓に炭酸をかけられたみたいにシュワシュワ弾てキュッとなる

出所:BookBang

【同様にこの本を紹介していた著名人】
東野幸治マナブ

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『ボダ子』

バブルのあぶく金を掴み、順風満帆に過ごしてきたはずだった。やがて事業は破綻し、境界性人格障害(ボーダー)の娘を連れた大西浩平は東北で土木作業員へと転身。再起を賭し、津波避難タワー建設へ奔走するも、それは奈落への序章に過ぎなかった。

あいみょん

ここまで人間的で、生活に潜む些細な感情を掻きむしられた小説は今までになかった。的確に刺してくる。直接心臓に炭酸をかけられたみたいにシュワシュワ弾てキュッとなる

出所:スポニチ

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『トリツカレ男』

ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミ…..そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。

参考:あいみょん 感性磨く読書 若者の心揺さぶる歌詞の隠し味は官能小説

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『木洩れ日に泳ぐ魚』

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が、最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿―共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。

参考:あいみょん『Mステ』の楽屋で読む本に「気になる!面白そう!」の声

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