小説
『幼年期の終り』
異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は?人類の未来は?
カズレーザー
初読のときは頭の中に映像を思い浮かべるのも一苦労でした。(中略)今どういう状況なんだ? 何が起きてるんだ? って迷いつつ、ひたすら文字だけで想像する。難しい本を嚙み砕く楽しさを教えてくれた1冊です。
出所:FRau
『おとうさんがいっぱい』
ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語、日本児童文学のロングセラー。
カズレーザー
5つ入った短編、全部不条理。表題作は、3人に増えたお父さんから、主人公の少年が1人を選び、選ばれなかったお父さんたちはどこかへ連れて行かれ、日常を取り戻したと思ったら、最後にもう1人の自分が現れて終わる。この裏切りの1行、これこそ物語の一番のカタルシス!
出所:FRau
『驚愕の曠野』
何度死んでも魔界に転生してしまう絶望的運命を著者十八番の超虚構で描く表題作。読者の恐怖観を完全にくつがえす自選ホラー傑作集第二弾。
カズレーザー
中学2年、俺は筒井康隆先生の本を読んで小説家を目指すのやめました。それまでは俺も将来なんか書いてやるぞ! と意気込んでたけど、こんな面白い文章書けるわけないと打ちのめされた。中でも『驚愕の曠野』はヤバかった。
出所:FRau
『残像に口紅を』
一文字ずつ言葉が消えていく世界を描いた実験的小説。例えば、「お」がなくなると「奥さん」がいなくなるというふうに、言葉とともに概念も消えていく。後半が袋とじになっており、その理由は……?
参考:TSUTAYA
『生者と死者』
途中が袋とじなっており、開けると短編から長編になる。前代未聞驚愕の仕掛け本。
参考:TSUTAYA
『高い城の男』
第二次世界大戦が枢軸国側の勝利に終わってから十五年、世界はいまだに日独二国の支配下にあった。日本が支配するアメリカ西海岸では連合国側の勝利を描く書物が密かに読まれていた……
参考:honcierge
【同様にこの本を紹介していた著名人】
恩田陸
エッセイ
『妻に捧げた1778話』
妻のために書かれた1778篇から19篇を選び、妻の闘病生活と夫婦の長かった結婚生活を振り返るエッセイを合わせたちょっと変わった愛妻物語。
カズレーザー
奥さんが亡くなられた日に書かれた『最終回』を、本当に読んで欲しい!
出所:TSUTAYA
『高村光太郎詩集』
世俗的なものとの妥協を排し、不断の情熱をたぎらせて人生の意味を追求し続けた光太郎の詩は、美しいもの、真実なものに対する善意と愛に満ちている。作者(1883‐1956)が生前みずから校閲した最後の詩集である。
カズレーザー
未だにこれを超える詩には出会えていません。
出所:FRau
歴史
『応仁の乱』
細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか―。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。
参考:TSUTAYA
『サピエンス全史』
ホモ・サピエンスの歴史を俯瞰することで現代世界を鋭く抉る世界的ベストセラー。
カズレーザー
人類が始まって繁栄するまでのことを分かりやすく紹介している。特に(上)の前半がめちゃくちゃおもしろい!ワクワクする!
出所:TSUTAYA
【同様にこの本を紹介していた著名人】
けんすう、堀江貴文、池上彰、杏、西村博之、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ
『ローマ人の物語』
ささやかな建国伝説から始まる一千年の興亡史がいま幕を開ける。もはや古典といっても過言ではない歴史大作シリーズ。
カズレーザー
教科書には侵略者と書かれていても、小説を読むとその人にも人生のドラマがある。
出所:FRau
科学
『生き物の死にざま』
老体に鞭打って花の蜜を集めるミツバチ、地面に仰向けになり空を見ることなく死んでいくセミ、成虫としては1時間しか生きられないカゲロウ……生きものたちの奮闘と哀切を描く珠玉の29話。
参考:Twitter
『ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか』
人類総がかりでレーザーポインタで照らしたら月の色は変わるか?お茶をかき回して沸騰させられる?元NASAの研究者による人気のマンガ科学解説サイトを書籍化した、NYタイムズベストセラーリスト第1位、全米ロング&ベストセラー。
参考:Twitter
【同様にこの本を紹介していた著名人】
ビル・ゲイツ
語学
『ムー公式 実践・超日常英会話』
「この町でUFOがよく出る場所を教えてください」「幽霊が出るので部屋を替えてほしい」「最終戦争に備えて核シェルターを予約した」—あやしい旅先や不穏な日常に役立つ英会話を「ムー」が解説。異星人や心霊、陰謀などから身を守れる320例文を収録。
参考:TSUTAYA
【同様にこの本を紹介していた著名人】
新海誠