【65冊】小説家・又吉直樹さんがおすすめした本

お笑いコンビ、ピースのボケ担当。小説『火花』で第153回芥川龍之介賞を受賞した。

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小説

『コインロッカー・ベイビーズ』

コインロッカーに遺棄された瀕死の乳児が息を吹き返す。 乳児院で育てられた2人は、5歳の頃に九州の離島で暮らす夫婦に双子として引き取られる。 その離島でガゼルという男と出会い、人を殺したい時に唱えるおまじない「ダチュラ」を教わる。

又吉直樹

永遠に読まれ続ける傑作です。

出所:本の帯

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『きょうも芸の夢をみる』

芸人たちのリアルな悲喜交々を紡いだ短編小説集。現役芸人だからこそ描ける、漫才やコントのネタの数々を交えながら、芸人の青春をエモーショナルな筆質で綴る。

又吉直樹

傑出した想像力による異色の短編集。芸人の笑いと悲哀と喜びが克明に描かれている。

出所:本の帯

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『辻』

鋭い感性と濃密な文体で、日常の営みのなかに生と死と官能のきわみを描く12の連作短篇。

又吉直樹

芳醇な言葉の連なりに身を任せると、実感を伴う風景が拡がり、感覚が研ぎ澄まされて行く。至福の読書体験でした。

出所:本の帯

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『むき出し』

主人公「石山」に大きな影響をもたらした人々との出会い、そして成長してから自らの過去をどう受け入れるか、その過程が鮮烈な言葉で描かれている。

又吉直樹

優しい眼差しが
純粋な言葉が
誠実な覚悟が
重要な小説を生んだ。

出所:本の帯

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『一千一秒物語』

近代文学の陰湿な風土と素材を拒絶して、時代を先取りした文学空間を構築した短編集。

又吉直樹

この本を初めて本屋で発見した時、本が発行してるように見えました。読むと幻想的な物語達が、やはり光ってました。

出所:本の帯

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『告白』

人はなぜ人を殺すのか。殺人者の声なき声に耳を傾け、永遠のテーマに迫る渾身の長編小説。

又吉直樹

心底笑って腹がよじれた。壮絶な叫びに魂をどつかれた。小説の極到やと思います。

出所:本の帯

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『夫婦茶碗』

金もなく職もなく潤いすらない無為の日々。無職無芸の男に人生の茶柱は立つのか。

又吉直樹

狂気だだ漏れで、笑かしながらとんでもないとこまで連れていってくれます。

出所:本の帯

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『グッド・バイ』

太宰流のユーモアを現代によみがえらせる、オリジナル・変調コメディ。

又吉直樹

読み終わりたくないと思ったのはいつぶりでしょう 物語の転がり方が面白過ぎます。

出所:本の帯

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『青い秋』

「おたく」という言葉を生み出した著者。東京に生きる、クリエイター、若者、アイドル、浮遊人種——それぞれの青春、それぞれの人生を丹念に紡いだ渾身の小説。

又吉直樹

エピソードが全て凄まじい。街を這いつくばったから見えた景色。それでも降参せずに遊び続けたからこそ見えた風景。

出所:本の帯

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『赤頭巾ちゃん気をつけて』

第61回芥川賞受賞。学生運動を背景に日比谷高校の生徒、「庄司薫」の生活を軽妙な文体で描いた作品で、ベストセラーとなり映画化もされた。

又吉直樹

一見すると愉快で可笑しい青春小説。だが、それだけではない。深く深く刺さる。

出所:本の帯

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『ビニール傘』

絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。

参考:TSUTAYA

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『R帝国』

国家を支配する”党”と、謎の組織「L」が存在するR帝国。戦争が始まり、やがて世界は思わぬ方向へと暴走していく―。

参考:TSUTAYA

【同様にこの本を紹介していた著名人】
東野幸治

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『しんせかい』

19歳のスミトは、船に乗って北へ向かう。行き着いた【谷】で待ち受けていたのは、俳優や脚本家を志望する若者たちと、自給自足の共同生活だった。過酷な肉体労働、同期との交流、【先生】の演劇指導、地元に残してきた“恋人未満”の存在。スミトの心は日々、揺れ動かされる。

参考:TSUTAYA

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『ゆらぐ玉の緒』

老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還する時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。

参考:TSUTAYA

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『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』

深夜ラジオだけが世界との接点だった。それで十分だった。伝説のハガキ職人せきしろが自身の「あの頃」を描いた自伝的小説。

参考:TSUTAYA

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『i』

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる、ある「奇跡」が起こるまでは…。西加奈子の渾身の「叫び」に心ゆさぶられる傑作長編。

又吉直樹

残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語が与えてくれました。

出所:本の帯

 

【同様にこの本を紹介していた著名人】
光浦靖子

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『神秘大通り』

メキシコ・オアハカのゴミ捨て場育ちの作家が、雪のNYからマニラへと、古い約束を果たす旅に出た。いつしかそれが過去への旅に。娼婦にして教会の掃除婦だった母。サーカスのライオンに殺された妹。宣教師とトランスヴェスタイトの愛情深い養父母。怪しい美人母娘を道連れに、作家の感傷旅行はどこへ向かうのか。

参考:TSUTAYA

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『銃』

雨が降りしきる河原で大学生の西川が出会った動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが…..。

又吉直樹

衝撃でした。より一層、僕が文学を好きになる契機になった小説

出所:Amazon

【同様にこの本を紹介していた著名人】
吉沢亮

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『この高鳴りを僕は青春と呼ぶ』

「俺さ、芸人なろうと思っとるんよな」「マジで言いようと?」九州の片田舎で真っ直ぐに育った少年は、人生を賭けてお笑い芸人の道を歩み始める。しかし、理想と現実の間で次第に引き裂かれていき―。

又吉直樹

ここに描かれた痛みや喜びが自分の記憶と重なった。なにかを好きだと全力で叫べることが素晴らしい。僕も坂田君のこの本が好きです。

出所:Amazon

【同様にこの本を紹介していた著名人】
東野幸治

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『図書室』

定職も貯金もある。一人暮らしだけど不満はない。ただ、近頃は老いを意識することが多い。そして思い出されるのは、小学生の頃に通った、あの古い公民館の小さな図書室―。

参考:好書好日

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『暗夜行路』

祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する人主公時任謙作は、単身、尾道に向い、千光寺の中腹の家を借り、一人住いを始める。しかし、瀬戸内海の穏やかな風光も、彼の心に平安をもたらさない。

参考:好書好日

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『沈黙』

島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。

又吉直樹

人生に必要なのは悟りではなく迷いだと思います。『沈黙』を読んだのは十代の頃ですが、今もなお往々にして思い出すことがあります。その度、ここに描かれた「葛藤」が鮮烈に甦るのです。

出所:本の帯

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『深い河』

愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。

又吉直樹

宗教に対する子どもの疑問に答えを与えてくれたと思いました。

出所:好日好書

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『坊っちゃん』

正義感あふれる主人公が、同僚の婚約者を汚い手を使って奪い取ろうとする教頭を徹底的に懲らしめるまでの顛末を痛快に描く。

参考:好書好日

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『豚の報い』

ある日、突然浦添のスナックに豚が闖入してきた。豚がもたらした厄を落とすため正吉と三人の女たちは真謝島に向かう。

参考:好書好日

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『変身』

平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは気がかりな夢からさめたある朝、一匹の巨大な褐色の毒虫と変わった自分を発見する……。

又吉直樹

グレゴール・ザムザがある朝起きたら虫になっていて、それを自覚した後に「わ、会社どうしよう」ってなって、そこから会社の愚痴みたいなのを考えているところ。そんなこというてる場合ちゃうやん。あれはむちゃくちゃ笑いやなと思います。

出所:好日好書

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『罪と罰』

その年、ペテルブルグの夏は長く暑かった。大学もやめ、ぎりぎりの貧乏暮らしの青年に郷里の家族の期待と犠牲が重くのしかかる。この悲惨な境遇から脱出しようと、彼はある「計画」を決行するが…..。

又吉直樹

ドストエフスキーの『罪と罰』は語りが全部面白いですね。なんで面白いのかな、あれ。すっごく笑っちゃってますね。

出所:好日好書

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『若きウェルテルの悩み』

許婚者のいる美貌の女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であることを知って苦悩の果てに自殺する……。

参考:好書好日

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『不夜城』

アジアの大歓楽街に成長した歌舞伎町で、迎合と裏切りを繰り返す男と女。見えない派閥と差別のなかで、アンダーグラウンドでしか生きられない人間たちを綴った衝撃のクライム・ノベル。

参考:好書好日

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『檻』

やくざな世界から足を洗って、今は小さなスーパーを経営している滝野和也。そのスーパーの買収工作をめぐるいざこざから、滝野の野生の血が再び噴き出す。

参考:好書好日

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『杳子・妻隠』

現代の青春を浮彫りにする芥川賞受賞作「杳子」。都会に住まう若い夫婦の日常の周辺にひろがる深淵を巧緻な筆に描く「妻隠」。卓抜な感性と濃密な筆致で生の深い感覚に分け入り、現代文学の新地平を切り拓いた著者の代表作二編を収録。

参考:好書好日

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『姑獲鳥の夏』

東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。

参考:好書好日

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『真鶴』

12年前に夫の礼は失踪した、「真鶴」という言葉を日記に残して。京は、母親、一人娘の百と三人で暮らしを営む。不在の夫に思いをはせつつ新しい恋人と逢瀬を重ねている京は何かに惹かれるように、東京と真鶴の間を往還するのだった。

又吉直樹

川上弘美さんの『真鶴』は何回も読み返して、それもやっぱり語りが好きで。読んでいるだけで気持ちいいという、いちばん好きなタイプの小説です。

出所:好日好書

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『こちらあみ子』

あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれ兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描かれる。

又吉直樹

とても面白かったです。僕はあみ子ほど純粋ではありませんでしたが、はみ出し方や失敗の仕方に近いものを感じ、自分の子供の頃と重ねて読んだ部分がありました。忘れられない一冊です。

出所:本の帯

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『紙の動物園』

香港で母さんと出会った父さんは母さんをアメリカに連れ帰った。泣き虫だったぼくに母さんが包装紙で作ってくれた折り紙の虎や水牛は、みな命を吹きこまれて生き生きと動きだした。

又吉直樹

激しく心を揺さぶられました。この物語の世界に触れてる間、僕はずっと幸福でした。

出所:本の帯

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『歩道橋の魔術師』

幼年時代の懐かしい匂い、よみがえる魔法の時間。1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいた―。

参考:好書好日

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『破戒』

被差別部落出身の青年教師・瀬川丑松は、出身を隠せと父から堅く戒められていたが、苦悩の末、ついにその戒めを破る。

参考:好書好日

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『三四郎』

主人公の三四郎は母のいる九州の田舎から東京に出て、大学で学問や思想の深い世界に触れる。またミステリアスな美禰子との恋愛で「迷える羊」としての自分を自覚していく青春小説。

又吉直樹

『三四郎』や『それから』は18、9歳で読んだ時は難しいなと思いました。でもそこからいろんなものを読んで、20歳くらいの頃にもう一度読み返したら、めちゃくちゃ面白かった。

出所:好日好書

【同様にこの本を紹介していた著名人】
中田敦彦

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『それから』

主人公の代助は三十歳を過ぎても親からの仕送りを受けて優雅に暮らしている知識人「高等遊民」である。かつて親友に譲った三千代と再会して、人妻である彼女との愛を貫く決心をする。

又吉直樹

漱石は『それから』は一番好きかもしれません。

出所:好日好書

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『人間失格』

自分の幸福の観念と世の中のそれが、まるでくい違っているような不安に悩む大庭葉蔵の半生を自意識過剰に描いた、太宰文学随一の傑作。

又吉直樹

大庭葉蔵の幼少期の描かれ方が、自分とすごく重なったというか。しかも、僕が人に話せない、そういうのはヘンやから人には話してはいけないと思っていた感覚が全部書かれていたんで、それに衝撃を受けました。

出所:好日好書

【同様にこの本を紹介していた著名人】
中田敦彦

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『夫婦善哉』

逆境に負けない蝶子の精一杯な生き方と、だらしないが憎めない柳吉とが醸しだす、ほのかに明るく、ユーモラスな雰囲気を描いている。

又吉直樹

夫婦がいろんなことをそれぞれに考えて話が進んで、最後に二人で並んでふたつずつの善哉を食べている場面は、あれは僕は自分の状態によって泣くこともできるし、笑うこともできる。わりと人間のそのまんまの姿やなって。

出所:好日好書

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『痴人の愛』

独り者の会社員、譲治は日本人離れした美少女ナオミに惚れ込み、立派な女に仕立ててやりたいと同居を申し出る。我侭を許され性的に奔放な娘へ変貌するナオミに失望しつつも、その魔性に溺れて人生を捧げる譲治の狂おしい愛の記録。

又吉直樹

ラストシーンはあまりにも有名ですけれど、他にも、ナオミが同世代の男友達とよう遊んでいて、主人公が思ってたよりも手に負えんということを感じ始めた時に、若者に「あいつ俺たちの間でなんて呼ばれているか知ってる?」みたいなことを言われて、ぐっとなる。

出所:好日好書

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『こころ』

親友Kを裏切って好きな女性と結婚した罪を負う先生の行く末には絶望と死しかない。

又吉直樹

教科書に先生と私が出てくるところだけ抜粋で載っていたので、全貌を知りたくて図書館で借りて全部読みました。

出所:好日好書

【同様にこの本を紹介していた著名人】
中田敦彦

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『戯作三昧』

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。

又吉直樹

いちばん読み返したのは『人間失格』と芥川の『戯作三昧』とかかな。ああいうのは100回くらい読んでるでしょうね。

出所:好日好書

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『山月記』

中国唐代の伝記「人虎伝」に基づき、詩に執心して、ついに虎に変身してしまった男のすさまじい宿命の姿を描いて、作者の自嘲と覚悟を語る作品。

参考:好書好日

【同様にこの本を紹介していた著名人】
中田敦彦

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『トロッコ』

「良平」が8歳の時小田原熱海間に敷かれた鉄道工事用のトロッコをめぐる物語。

参考:好書好日

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『金色夜叉』

一高の学生、間貫一はお宮と許婚であったが、銀行家の御曹司に見初められた彼女は親によって無理やり別れさせられてしまう。貫一は復讐のため高利貸しとなるが、お宮も幸せに暮らせずにいた。

参考:好書好日

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『外科室』

貴船伯爵夫人は、うわごとで秘めた思いを吐露することを恐れ、手術の麻酔を拒む。執刀医・高峰と彼女の間にある秘密とは—。

参考:好書好日

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『高野聖』

若狭へ帰省する途中の “私” は、一宿を共にした僧侶が若かりし頃に体験した怪異譚を聞く。

参考:好書好日

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エッセイ

『読書の腕前』

ベストセラーの読み方から、「ツン読」の効用、古本屋との付き合い方まで。“空気のように本を吸う男”が書いた体験的読書論。

又吉直樹

一行読むごとに「共感」や「発見」があり、ますます本が好きになりました。本を愛する僕にとって、岡崎さんは偉大なる先輩です。

出所:本の帯

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『たとえる技術』

エッセイが東海大の入試に使われ、数々の芸人にコント脚本を提供するなど、圧倒的なユーモアを生み出すせきしろ。著者の表現力の秘密は「たとえ」にあった。

又吉直樹

この本は、急患が出た飛行機に偶然乗り合わせた名医、いや、すりおろしリンゴを食べさせてくれる母のようだ

出所:本の帯

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『東京芸人水脈史』

東京吉本芸人の間で語り継がれる、レジェンド作家の自伝的エッセイ。極楽とんぼ、ロンブー、ピース、渡辺直美、ダイタク、おかずクラブ、ニューヨーク、ぼる塾などとのエピソードなど多数。

又吉直樹

「センス良いの分かったから、面白いことやってくれよ」と山田さんに言われたことがある。傷ついたが、永遠に揺るがない本質。その言葉は十代だった自分に刺さった。だけではなく、ずっと指針になっている。

出所:本の帯

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『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』

これまで一度も売れなかった芸人が、やむにやまれず生業としてきた数多のアルバイト遍歴を綴るエッセイ集。

又吉直樹

丹念に綴られた笑える逸話が温かい余韻を残しました。信用できる書き手の誕生です。

出所:本の帯

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『凡者の合奏』

「さまざまな人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しい」バンド名の由来にもあるように、sumikaの音楽はとにかく優しく、人への愛にあふれている。著者であるsumikaの片岡健太が織り成す、そっと背中を押してくれるような優しい言葉の源とは。

又吉直樹

片岡さんの眼で見る世界は優しくて美しい。大切なものを見つける天才です。

出所:本の帯

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『鉄人の思考法』

どんな競技であれ、現役人生は短く、厳しいアスリートにとって、40歳近くになる年齢まで現役で戦い続けることが簡単であるはずがない。そこにいたるまで、どれだけの挫折や困難があり、そこを乗り越える指針となった出会いや言葉、考えがあったのか。

又吉直樹

生きた実践的な哲学と、終わらない魂に感動しました。私にとって、ここに名前の並ぶ彼等は全員ヒーローです。

出所:本の帯

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『Sunrise & Sunset』

2007年にandymoriを結成し、長澤知之らとのAL、そして並行してソロ活動を行なってきたミュージシャン小山田壮平本人監修による、andymori、AL、小山田壮平名義の楽曲歌詞を収録した詩集。

又吉直樹

もう触れることが出来なくなったはずの愛しい日々や感情や風景と再会させてくれる。

出所:本の帯

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『成功者K』

ある朝目覚めると、Kは有名人になっていた。TVに出まくり、寄ってくるファンや知人女性と性交を重ねるK。これは実話か、フィクションか。

参考:TSUTAYA

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『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

航空券予約サイトで見つけた、たった1席の空席。何者かに背中を押されたかのように2016年夏、ひとりキューバへと旅立った。慣れない葉巻をくわえ、芸人としてカストロの演説に想いを馳せる。キューバはよかった。そんな旅エッセイでは終わらない。

参考:TSUTAYA

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その他

『ねこのほそみち』

ねこと俳句のかわいい日常。四季折々のねこを詠んだ俳句88選。どこから読んでもほっこり癒されます。

又吉直樹

夢中で読みました!こんなに愛らしい猫が存在するのですね

出所:本の帯

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『このほんよんでくれ!』

人間の親子が読んでいる絵本に夢中になるオオカミ。ぐうぜん、その本を拾いますが、じつは字が読めなかった。

又吉直樹

奇跡というのか魔力というのか、「本」はこういう優しい風景をたびたび生みだす。

出所:本の帯

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『ドラゴンボール』

山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する。

又吉直樹

『ドラゴンボール』でもピッコロのような、最初は敵だったのがちょっと仲間になってくるようなキャラクターが好きでしたね。

出所:好日好書

【同様にこの本を紹介していた著名人】
吉沢亮西野亮廣

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『幽☆遊☆白書』

教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…..。

参考:好書好日

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『キャプテン翼』

サッカーボールを友達に育った少年、大空翼は小学6年生。南葛小に転校してきた翼は、修哲小の天才GK・若林源三と出会う。翼は若林に勝負を挑むが、決着は両校の対抗戦でつける事に—。

参考:好書好日

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『サッカー少年ムサシ』

空手バカのムサシがひょんな事からサッカーに出会った。そしてどんどんサッカーの魅力に取り憑かれて行くムサシ、そんなムサシを「桜台キッカーズ」の仲間達は温かく迎え入れてくれた。

参考:好書好日

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『じゃりン子チエ』

大阪の下町でホルモン焼き屋を切り盛りするチエちゃんは小学5年生。父親のテツは無職でケンカとバクチに明け暮れ、母親のヨシ江は家出中。そんな逆境にもめげず、大人顔負けのたくましさで奮闘するチエちゃんと、個性的な登場人物たちが大騒動を巻き起こす。

又吉直樹

めちゃくちゃ好きです。

出所:好日好書

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