【40冊】橘玲さんがおすすめした本

橘玲

編集者を経て、2002年に経済小説『マネーロンダリング』でデビュー。小説、評論、投資術など幅広い分野で執筆。

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ビジネス書

『ステータス・ゲームの心理学』

「人間は、他者より優位に立ってステータスを得ることを競うゲームを行って生きるもの」という避けようのない真実を、実際の事例にもとづき社会学、心理学など多方面の研究から読み解く。この社会をサバイブする啓蒙の書。

橘玲

イギリスのサイエンス・ジャーナリストが「人間は誰もがステイタスを求めて死に物狂いの努力をするよう、進化的に設計されている」という視点から、昨今のさまざまな現象を読み解く本。豊富な事例が面白いですが救いはあまりありません。

参考:X

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『アメリカの高校生が学んでいる経済の教室』

金融教育の先進国・アメリカでは、高校生からお金の流れと世の中の仕組みについて学校で勉強する。「日本の学校では教えてくれない」一生ものの経済のきほんの授業を一冊に凝縮。

橘玲

本書を理解すれば、日々の経済ニュースをなんなく理解できるようになるだろう。

参考:本の帯

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『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』

日本の高校で「お金の授業」が始まった今、必ず読んでおきたい「投資の基本」決定版。

橘玲

誰でも安心して手に取れる標準的な資産運用の教科書だ。

参考:Amazon

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『10年後、君に仕事はあるのか?』

2020年代を生き抜くための「雇われる力」とは何か。高校生に語りかけるスタイルで大人にも問いかける「人生の教科書」決定版。

橘玲

幸福を手に入れるルールはいま、大きく書き換えられつつある

参考:本の帯

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『となりの億万長者』

億万長者は特別なひとたちではない。常識とわずかな努力で、誰でもお金持ちになれる。膨大なインタビューから「億万長者」の実像を描いた古典的名作。

橘玲

富裕層研究の第一人者がアメリカのお金持ちを徹底的に取材し、富を築いた秘密を明らかにしたロングセラーです。2人が発見したのは、お金持ちは六本木ヒルズのような億ションではなく、庶民的な町で質素に暮らしていることでした。なぜなら、お金を使うと、お金は減ってしまうから。時代が変わっても、これが「お金持ちになる」ための永遠の真理です。

参考:PRESIDENT Online「世界のベストセラーマネー本を読んだ最終結論「AIやプロに対抗して非力な個人投資家が買うべき銘柄はこれ

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『デジタルの皇帝たち』

サイバーリバタリアンのジョン・バーロウ、仮想通貨Bitcoinを世に放ったサトシ・ナカモト、Uberの創設者トラビス・カラニックとギャレット・キャンプ、Amazonの皇帝ジェフ・ベゾス——。これらデジタルプラットフォーム君主たちの野望や、栄光と蹉跌の経済学的メカニズム、そして彼らに抗った人々を、生い立ち・思想・行動の面から、ストーリーとデータで描く。

橘玲

プラットフォーマーをどのように規制・制御すべきか(あるいは、できるのか)は、この本で論じられています。興味深い内容なので、いずれ紹介したいと思います。

参考:X

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『創始者たち』

イーロン・マスク(スペースX創業、テスラ)、ピーター・ティール(投資家)、チャド・ハーリー(ユーチューブ創業)、など、次々とシリコンバレーの大物を生んだ「全米史上最凶企業」ペイパルの驚くべき物語とは。

橘玲

「金融取引は情報(ビット)の交換なのだから、ひとつのプラットフォームですべての金融サービスを提供できる」というhttp://X.com(PayPal)のビジョンは素晴らしい先見の明だと思います。PayPal創業を描いたこの本は最近読んだ中で抜群に面白かった。

参考:X

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『何もない僕が海の向こうで起業したら、成功した。』

裸一貫、無一文でドミニカにて起業。何度も死にそうな目に遭いながら、次第にビジネスを軌道に乗せ、現在15カ国で事業展開する日本人起業家が、「壁にぶち当たっている」すべての人に、仕事の成功法則を教えます。

橘玲

「衰退途上国」の日本を脱出し、海外(とくに新興国)でビジネスをするなら、ぜったいに必要なことがすべて書いてある。

参考:本の帯

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『人はどこまで合理的か』

理性の力で間違いを減らし、人生と世界を豊かにするには、どうすればよいか。ハーバード大学の人気講義が教える、理性の働かせ方。

橘玲

「合理的とはどういうことか」を論理学、統計学、ゲーム理論、行動経済学、人工知能など膨大な知見を駆使して縦横に論じた本。学部生向けの講義がベースなので専門知識は不要。新書10冊分くらいの価値があります。

参考:X

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『データ管理は私たちを幸福にするか?』

スマホなどを通じて体調やタスクの進捗などを測定し、新たな気づきと解決策を生み出そうとする「セルフトラッキング」のムーブメント。一見すると利己的な行為だが、利他的なものにはなりうるのか。最新のテクノロジーを、私たちが「巧く生きる」だけではなく「善く生きる」ための方法の一つとして捉え直す。

橘玲

スマホのテクノロジーが、あなたの能力を増強するだけでなく、よりよい社会をつくっていく。驚きの「人類補完計画」。刺激的な本でした。

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『ラディカル・マーケット』

富裕層による富の独占、膠着した民主主義、巨大企業によるデータ搾取。21世紀初頭の難題を解決するまったく新しいビジョンを提唱。

橘玲

この本の提言はイーサリアムのコミュニティではすでに実装されています。これが(おそらく)「世界を変える」唯一の現実的な提案でしょう。ものすごく面白いです。

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【同様にこの本を紹介していた著名人】
成田悠輔

 

進化・人類史

『モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた』

進化心理学者としてのミラーの知見をマックスの実体験で検証することで、学者による机上の空論ではない数々の「使えるモテのアドバイス」が提案されている。

橘玲

「政治的に正しいモテ」以外は許されなくなる社会で、男の子はどのように性愛のパートナーを獲得するのかについて、いまのところこの本を超えるアドバイスはないと思います。中学や高校の性道徳の授業で使えばいいのに。

参考:X

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『直立二足歩行の人類史』

生命40億年の歴史のなかで、人類だけが直立二足歩行をして生き延びた。それはいったいなぜなのか?現役の古人類学者にして、「足と足首の専門家」である著者がこの永遠の疑問に迫る、痛快科学ノンフィクション。

橘玲

人類史の定説を覆し、大きく書き換える可能性のある説を唱えています。ユーモアやウィットに富んでいて、楽しく読める本でした。

参考:X

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『遺伝と平等』

遺伝とはくじ引きのようなもの。だが、生まれつきの違いを最先端の遺伝統計学で武器に換えれば、人生は変えられる。遺伝と学歴、双子の研究をしてきた気鋭の米研究者が、科学と社会をビッグデータでつなぎ「新しい平等」を指向する、全米で話題の書。

橘玲

GWASという驚異的なテクノロジーによって、受精卵の段階で「遺伝的な未来」が予想できるようになった。この事実とどのように向き合うかを、リベラルの立場から論じる。人間と社会を語るうえでの必読書です。

参考:X

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『交雑する人類』

2010年ごろより、古代の骨から抽出した全ゲノムデータ解析による新発見ラッシュが続いている。世界におけるヒト古代DNAの半数以上を解析・発表してきたパイオニアが、初めて最新の成果をダイナミックに提示し、“新サピエンス史” の幕開けを告げる記念碑的名著。

橘玲

これまでの常識が次々と覆されるとても刺激てな本です。

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『人類の起源』

30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは——。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。

橘玲

遺伝人類学の最新の成果がわかりやすく解説されています。いままさに人類史のパラダイム転換が起きているのだという知的興奮が味わえる本です。

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社会問題

『「ぴえん」という病』

歌舞伎町に誕生した「ぴえん系女子」「トー横キッズ」「自殺カルチャー」「新世代ホスト」「SNS洗脳」。なぜ未成年たちは深い闇に落ちてしまうのか。そのリアルを著者自身の実体験と寄り添う取材で書き上げた現代若者論。

橘玲

この本、とても面白かったです。

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『ソーシャルメディア・プリズム』

ソーシャルメディアは、各自のアイデンティティーを屈折させるプリズムなのだ——それによって私たちは、互いについて、そして自分についての理解をゆがめられてしまう。計算社会科学の最先端を走る研究者が、政治的分極化への処方箋を提示する。

橘玲

「SNSをどうすればいいの?」という問題提起としてとても興味深かった。

参考:X

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『LGBTの不都合な真実』

LGBTの権利擁護の運動が余りに急進的になり、異論を問答無用で排除する事態が増えてきた現状を憂え、あえて急進的LGBT活動家が触れたがらない不都合な真実をあぶり出し、保守の立場からのLGBT論を提唱する。

橘玲

「正しさ」とは何か?「差別とたたかう」とはどういうことか?とても考えさせられる本です。よくあるリベラル批判ではなく、「異なる人生観や思想信条をもつ相手と対話するにはどうすべきか」という問題提起の書でもあります。リベラルのひとにこそ読んで欲しい本です。

参考:X

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『気候変動の真実』

政府の報告書が「ザ・科学」であると思っていた人々、NHKなどのメディアに気候危機説を刷り込まれてきた人々、あるいはそれに違和感を持っていた人々。「科学は決着」などしていないこと、気候危機なるものはどこにも存在しないこと、極端な脱炭素などできるはずもないし、その必要のないことを知ってもらうための書。

橘玲

オバマ政権でエネルギー省科学担当次官を務めた物理学者による気候「科学」批判。ESGやSDGsを語る前にぜひ読んでおきたい本です。

参考:X

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『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』

社会の進歩により当然のものとなった通念は私たちに「自由」を与えた一方で、個人の認識や行動を紋切型にはめこみ、「束縛」をもたらしているのではないだろうか。あらゆる領域における資本主義・個人主義・社会契約思想の浸透とともにうつろう秩序の軌跡と、私たちの背負う課題を描き出す。

橘玲

多様性を重視するリベラルな社会は不快なひとたちを徹底的に排除する漂白されたユートピアだった——

参考:本の帯

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『エデュケーション』

狂信的モルモン教徒の両親により学校に通うのを禁じられた少女タラ。ケンブリッジ大学で博士号を得るまでの壮絶な半生を自ら綴る。

橘玲

聖書の予言どおり核戦争で『マッドマックス2』のような世界になるから、自給自足の暮らしで備えるのだというカルトにはまったの家庭で育った娘の自伝。「サバイバリスト」の実態がわかる。親本で読みましたが面白いです。

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『ボクのクソリプ奮闘記』

毎日、山のように届くクソリプ=誹謗中傷に悩まされていた著者マロンはあるとき思い立ち、コメントの送り主のひとりと電話で直接会話してみるという大胆な行動に出る。

橘玲

NYのゲイで有色人種のリベラルな男の子が、社会正義のネット番組をつくったら、あまりにクソリプが来るので、相手に直接、電話して話してみた、という社会実験の話。憎み合っていた同士にも共感が生まれる(可能性がある)という本です。

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『「社会正義」はいつも正しい』

「男性の肛門を性具で貫くことでトランスフォビアを治す」、フェミニズムの用語で書き換えたヒトラー『わが闘争』等、著者らが学術誌に投稿したデタラメ論文20本中7本が査読を通過した——。現代世界を席捲する「社会正義」その根拠を問う。

橘玲

キャンセルカルチャーの思想的背景(難しそうなこと言ってるけど、本当はどうなの?)を知りたいひとの必読書。アメリカでいったい何がもめているかわかります。ポストモダン思想にはまったひとにもお勧め。ゲラで読みましたが面白いです。

参考:X

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『ルポ・収容所列島』

本書は、東洋経済新報社の編集局宛に届いた、閉鎖病棟からの退院を望む患者の手紙をきっかけに、調査報道部の記者3人が足掛け3年に及ぶ精神医療に関する取材の記録である。当事者たちの切実な声に耳を澄まし、日本の精神医療の抱える深い闇へと分け入っていきたい。

橘玲

知人の精神科医から「大きな声ではいえないけど、最後は”人間倉庫”に送るんだよ」といわれたことがあります。さまざまな事情や歴史的経緯があってこうした異形の制度ができあがったのでしょうが、このまま放置していいわけがりません。多くの人に読んでほしい本です。

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『ウクライナ・ナショナリズム』

1991年に独立国となり、ヨーロッパとロシアのあいだで揺れ続ける、旧ソ連の大国ウクライナ。本書は、ウクライナのナショナリズムに焦点を当て、第二次世界大戦からペレストロイカに至る軌跡と独立のプロセスを描き出し、さらには独立後に直面するディレンマを明らかにする。

橘玲

1991~96年に書かれた論考をまとめ、98年に刊行された本の「緊急復刊」ですが、いま起きていることがすべて指摘されていて、タイムマシンのような衝撃があります。

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『反転する福祉国家』

雇用・福祉改革が進展し、「寛容」な国として知られてきたオランダ。しかし、そこでは移民・外国人の「排除」の動きも急速に進行した。この対極的に見える現実の背後にどのような論理が潜んでいるのか。ポピュリズムに揺れる激動の時代を読み解く。

橘玲

親本は2012年ですが、オランダや北欧などリベラルな北のヨーロッパにおいて、「右翼」がリベラルへと反転することで、大衆の支持を集めるようになったという政治学者・水島治郎氏の慧眼は現在も有効です。

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『みんな政治でバカになる』

人間の脳内には「直観システム」と「推論システム」という異なる認知システムがある。この認知科学の「二重過程理論」をもとに、今世界で起きている政治的な分断と対立と混乱の図式を描き出す。

橘玲

バカ(認知バイアス)とバカ(政治的無知)の「バカの二乗」によってこんな世界ができあがった。私もあなたもみんなバカなら、いったいどうすればいいのか?

参考:本の帯

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サイエンス

『「逆張り」の研究』

新聞記者に「逆張り」認定された批評家が戸惑いつつも「逆張り」という現象を考える。「批評」ではなく「運動」や「現場」、「おじさん」ではなく「女性」や「若者」、「傍観者」ではなく「当事者」が称揚され、「逆」が嫌われた(あるいは反動的に好まれた)2010年代とは何だったのか。

橘玲

私のように、ネットでなにが議論されているのよくわからないひとにお薦めです。

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『憎悪の科学』

世界を揺るがすヘイトクライム(憎悪犯罪)はなぜ起きるのか?神経科学やデータサイエンスなどを駆使し、先史時代からAI時代にいたるまでの「憎悪」の構造を解明する。

橘玲

この本で興味深かったのは、リベラル化しているとされるZ世代(10代~20代前半)が、じつは保守化しているのではないとアメリカで言われていること。調査では、高校生の58%がトランプに投票すると回答したそうです。

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『「心の病」の脳科学』

うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害——。さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。

橘玲

日本の研究者たちが最先端の精神医学を解説するこの本でも、「脳の炎症説」は頻繁に言及されていました。これからは、脳の自己免疫疾患を無視して精神医療を語ることはできなくなるでしょう。

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『悪意の科学』

人間の心の闇にひそむ悪意は、なぜ進化し社会を動かしているのか?悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作。

橘玲

悪意について、進化の視点から真面目に考えてみたという、コロンブスのタマゴのような本です。

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『知ってるつもり』

ネットで検索しただけでわかった気になりがち。人はなぜ自らの理解を過大評価してしまうのか?認知科学者のコンビが行動経済学やAI研究などの知識を結集し、「知ってるつもり」の正体と知性の本質を明かす。

橘玲

『賢さ』のパラダイム転換。『賢い』ひとは『賢さ』を拡張する方法を知っているのだ

参考:本の帯

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『善と悪の生物学』

人間は戦争や暴力のような「最悪の行動」と、協力や利他といった「最善の行動」のどちらも選択しうる。その善悪を分けるものは何か?ある行動の瞬間から、その一秒前に脳内で起こっていること、数秒から数分前の感覚刺激、数時間から数日前のホルモンの状態——と時間を遡り、行動を決定する要因を探る。

橘玲

欧米で圧倒的な高評価を受けていることがわかります。素晴らしい訳業にも感謝です。

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小説

『夏が破れる』

中学生の不登校率が過去最多となった今、我々が目指すべき出口は、はたしてこの世界にあるのだろうか。『地面師たち』で業界内外を震撼させた著者が、意を決して挑んだ新たなサスペンス・スリラー。

橘玲

冒頭から新庄作品に独特の「いやな感じ」が漂ってくる。うまいなぁ。

参考:本の帯

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『砂の王宮』

戦後、復興へ向け活気に溢れる神戸の闇市で薬屋を営んでいた塙太吉。進駐軍の御用聞きをしている深町の戦略的な提案に乗り、莫大な儲けを手にする。日本が世界経済の中心に躍り出た激動の時代を支えた男を描く圧巻の経済小説。

橘玲

ビジネスがまだ人間の禍々しい営みだった時代の物語を堪能した。

参考:本の帯

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『肩をすくめるアトラス』

成功した産業家を攻撃する様々な規制の制定を受け、多くの傑出した産業家たちが財産や国を捨てた結果、社会に不可欠な諸産業が崩壊していくディストピア的なアメリカ合衆国を描く。

橘玲

アイン・ランドの精神は、ティーパーティーではなく、シリコンバレーのベンチャー起業家に受け継がれている。テクノロジーの最先端で世界を変えようと挑戦し続ける「電脳空間の開拓者」たちは、誰もがこの物語の虜になった。

参考:本の帯

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【同様にこの本を紹介していた著名人】
スティーブ・ジョブズ

 

マンガ

『九条の大罪』

神か悪魔か弁護士・九条!法とモラルの極限ドラマ、ここに開幕!国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平、最新作!既刊12巻

橘玲

取材力とリアリティがスゴいです。5巻が楽しみ。救いはなさそうですが。

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『AV女優ちゃん』

だってエッチな女のほうが、女としての価値が高いんでしょう?AV業界の実態を通して、すべての女が抱える、女として生きる自由と不自由を問いかける。全6巻

橘玲

男の甘えた幻想がすべて崩壊する衝撃を体験せよ

参考:本の帯

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『マンガ最強の教科書』

講談社「少年マガジン」編集部が伝授する、売れる王道マンガの作り方。

橘玲

目からウロコの面白さ。大ヒット漫画は、こんなふうにつくられているのか。感動を届けたい、すべてのクリエイターと編集者のための教科書。

参考:本の帯

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