フェミニズム
『82年生まれ、キムジヨン』
女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作。韓国で100万部突破。
キムジヨン本に感動することは容易い。あれはフィクションだから。でもそのようなことが現実に目の前で起きた時、あるいは本当の話を聞いた時、怒れなければヒューマニストとは言えないのです。
被害者を叩くなど以ての外。またそっとしておいてあげる等という「思いやり」は時に単に残酷なだけです。 https://t.co/wcsS9ZSNuv— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) August 25, 2019
【同様にこの本を紹介していた著名人】
古市憲寿
『女がそんなことで喜ぶと思うなよ』
メディアで引っ張りだこの文筆家・鈴木涼美が鋭くあぶり出す現代男女世相絵巻。恋愛、結婚、不倫、ハラスメント、フェミニズム、メンヘラ……今時の男と女を取り巻くあれこれがめくるめく涼美節にのってグイグイ刺してくる一冊。
発売中のプレジデントで鈴木涼美さんの『女がそんなことで喜ぶと思うなよ』集英社、を書評しています。本のテーマは女のどうしようもなさとか男に言いたいこと、とか沢山あるはずなのだけどこの書評では選択肢があるゆえの辛さ、にフォーカスしてみました。そこが男性が理解する入り口だと思ったから。 pic.twitter.com/QAmE8vz6PP
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) July 15, 2019
『不道徳お母さん講座』
お母さんライターが、日本の「道徳」のタブーに踏み込み、軽やかに解体。歴史をさかのぼり、母性幻想と自己犠牲への感動に満ちた「道徳観」がいかにつくられたか明らかにする。
参考:Twitter
『「職場の女性差別」サバイバルマニュアル』
ここには、女性が反撃するときに必要な、「巧みな戦術のすべて」が書いてある。
まあ、女の子の子育てはおいおい何処かで語るとして、そこで、明日は読売新聞の朝刊でこの本をちょうど書評するのでよろしくお願いします。面白かったですよ。
フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル – 有限会社 海と月社 https://t.co/2QXNE9SmkJ— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) October 13, 2018
『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』
崖っぷちにある結婚生活を、出産前の状態に戻すことはできないか。人生を変えるようなアドバイスを必死に探し求めた、ある女性の率直・痛快なストーリー。
「タイトルが衝撃的だ。いつかこんな日が来ると思っていた。子育て最後のタブーと帯に銘打っているが、その通り、数ある問題解決の本には書かれていないホンネが正直に、しかもユーモラスに描かれている。」『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』の書評より。これはおすすめです。 https://t.co/PzBwXAbA7G
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) October 22, 2017
政治
『未来をはじめる:「人と一緒にいること」の政治学』
友だち同士から国際社会まで互いに異なる人たちが、共に暮らしていくには。変わりゆく世界の中で、政治の根本を考え抜く5つの講義。
参考:Twitter
『政権奪取論:強い野党の作り方』
8年間の生きた政治経験をフルにつぎ込んで語られる、野党の弱さが今の政治の根本問題。日本を刷新するガチンコ戦略と戦術。
あすの讀賣新聞朝刊で、橋下徹著『政権奪取論 ー強い野党の作り方』朝日新書を書評します。彼のどうしてもやめられない「随所に飛び出すケンカを売るスタイル」を措いて読むと…なかなか面白い本です。https://t.co/aV0j0y7qEz
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) October 6, 2018
歴史
『大英帝国の歴史』
海賊・入植者・宣教師・官僚・投資家が、各々の思惑で通商・略奪・入植・布教をし世界帝国を創り上げた。グローバル化の400年を政治・軍事・経済など多角的観点から描く壮大な歴史。
本日の読売新聞朝刊で、ニーアル・ファーガソン著『大英帝国の歴史』上・下(中央公論新社)を書評しました。本当は歴史物は夏休みに読む本としてご紹介すべきだったのだろうけれど、読書の秋ということで、ぜひ。 https://t.co/OMvYKd5hYi
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) September 9, 2018
ビジネス
『リーダーシップは誰でも身に付けられる』
「論理的思考」を徹底的に学ばせ「自律」と「主体性」を叩き込むことで常に次世代のリーダーを輩出し続けてきた海上自衛隊。国防を担う組織の根幹を支える最強のリーダーシップ論。
今週の日経ビジネスの書評です。伊藤俊幸『リーダーシップは誰でも身に付けられる』をご紹介しました。書評でも触れていますが、日大アメフト問題が米海軍から学んだリーダーシップスタイルとどう関係するのか、歴史の過ちに学ぶこととは。伊藤さんの本をぜひ読んでみることをおすすめします。 pic.twitter.com/PK1i2f8xTI
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) July 4, 2018
小説
『1Q84』
1Q84年―私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。
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『ゲンロン0』
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。
参考:Twitter
【同様にこの本を紹介していた著名人】
古市憲寿
『ウールフ、黒い湖』
オランダ領東インド。農園の支配人を務める植民者の息子である主人公「ぼく」と、現地人の少年「ウールフ」の友情と別離、そしてインドネシア独立への機運を丹念に描き出し、一大ベストセラーとなった「オランダ文学界のグランド・オールド・レディー」による不朽の名作。
参考:Twitter
『彼女は頭が悪いから』
私は東大生の将来をダメにした勘違い女なの? 深夜のマンションで起こった東大生5人による強制わいせつ事件。非難されたのはなぜか被害者の女子大生だった。現実に起こった事件に着想を得た衝撃の書き下ろし「非さわやか100%青春小説」。
この小説はkindleで読んだ。かなりリアルで、大学在学当時の男子学生の何人かを思い出した。人に頭を下げず、マーケットの人気も売上も必要ないプライドの高い人間が陥ってしまう想像力のなさという点ではカバノー氏とも通ずる所がある。辛すぎるから紙の本では買えなかった。 https://t.co/LaZfcpIcBn
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) September 30, 2018
『地下室のパンサー』
1947年、イスラエル国家誕生を目前にしたパレスチナの夏。12歳の少年が時代と人間の新たな局面を迎える最中、無垢さ純粋さを疑い、寛容さ相対へと移行する成長の痛みを、冷徹な眼差しで綴った物語。
讀賣新聞の日曜日の朝刊に夏の一冊企画で旅行鞄にいれたい本をお勧めしました。今年、私が選んだのはイスラエルのアモス・オズの『地下室のパンサー』です。イギリス統治下のエルサレムの最後の夏のぼくの物語。ぜひお試しください。 pic.twitter.com/1xvAiQ8hkA
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) August 12, 2018