小説
『掏摸』
東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」。
参考:ダ・ヴィンチニュース
『何もかも憂鬱な夜に』
施設で育った刑務官の「僕」は、十八歳のときに強姦目的で女性とその夫を刺殺した二十歳の未決囚・山井を担当している。一週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している—。
吉沢亮
完全にハマったのは、施設で育った刑務官が主人公の『何もかも憂鬱な夜に』。すごく沁みる言葉が多くて。
出所:ダ・ヴィンチニュース
【同様にこの本を紹介していた著名人】
マナブ
『遮光』
恋人の美紀の事故死を周囲に隠しながら、彼女は今でも生きていると、その幸福を語り続ける男。彼の手元には、黒いビニールに包まれた謎の瓶があった──。
参考:ダ・ヴィンチニュース
『王国』
組織によって選ばれた、利用価値のある社会的要人の弱みを人工的に作ること、それが鹿島ユリカの「仕事」だった。ある日、彼女は駅の人ごみの中で見知らぬ男から突然、忠告を受ける。「あの男に関わらない方がいい…何というか、化物なんだ」
参考:ダ・ヴィンチニュース
『土の中の子供』
僕は、土の中から生まれたんですよ。親から捨てられ、殴る蹴るの暴行を受け続けた少年。彼の脳裏には土に埋められた記憶が焼き付いていた。
参考:ダ・ヴィンチニュース
『悪と仮面のルール』
邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。
参考:ダ・ヴィンチニュース
『銃』
雨が降りしきる河原で大学生の西川が<出会った>動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。
参考:ダ・ヴィンチニュース
【同様にこの本を紹介していた著名人】
又吉直樹
マンガ
『ドラゴンボール』
山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する。
吉沢亮
もともと家にあって、もう8周くらい読み返しています。
出所:otocoto
『BLUE GIANT』
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
吉沢亮
音に触れたときの表情、演奏者の熱に惹かれ、観衆が集まってくるシーンなど、様々なリアクションの表現を駆使して、読む者の知覚に圧倒的な”音”を響かせてくる。
出所:ダ・ヴィンチ2018年6月号
【同様にこの本を紹介していた著名人】
有吉弘行、明石家さんま
『惡の華』
ボードレールを愛する、文学少年・春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚。バラされたくない春日に、彼女が求めた “契約” とは—。
吉沢亮
僕は完全に押見さんにハマってしまい、そこからほぼ全作品を読破しました。
出所:ダ・ヴィンチ2018年6月号