マンガ
『AKIRA』
超能力者を巡る軍や反政府勢力の争い、近未来都市やその崩壊後の世界を描いたSFマンガ。
(承前)「AKIRA」は漫画表現のアイディアがこれでもかと繰り出されていて、あのデカい単行本が出るのがいつも楽しみだった、またとても勉強になった。プロになってからも何回も単行本を開いた。…その大友さんと対談。いや楽しかった~
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) February 20, 2012
【同様にこの本を紹介していた著名人】
中田敦彦
『童夢』
1983年に刊行された瞬間、既存の漫画表現のレベルを一挙にアップデートし、文字どおり「漫画を革新」した歴史的傑作。
井上雄彦
大友克洋さんの漫画は高校の終わり頃に初めて見て、あれは「童夢」だったか、こんな漫画があるんだ…と衝撃的だったのを憶えてる。
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『気分はもう戦争』
架空の中ソ戦争を軸に、日本人とアメリカ人の義勇兵三人組がアフガニスタンから東方を目指す従軍記。
井上雄彦
大人の漫画だなあ!と感じてた。知らない世界が開かれた感じだった。
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『ショート・ピース』
記念すべき処女短編集。『宇宙パトロール・シゲマ』『大麻峡』などカルトな支持を集める短編を満載。これを読まずして大友ワールドは語れない。
井上雄彦
大人の漫画だなあ!と感じてた。知らない世界が開かれた感じだった。
出所:Twitter
『べしゃり暮らし』
『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』などの著者・森田まさのりによるマンガ。「学園の爆笑王」を名乗る高校生・上妻圭右がお笑い芸人を目指す姿を描く。
べしゃり暮らし13巻すごくよかった。同い年の漫画家のいい仕事を見ると励みになります。難しい題材、繊細な眼差し、円熟の技術、安住しない姿勢。
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) November 23, 2011
『ドカベン』
中学校までは柔道部に所属していた山田太郎は、明訓高校への進学を機に野球部へと転身を決意する。チームメイトの練習や試合を通じて強打のキャッチャーとして成長し、甲子園球場で行われる全国大会での優勝を目指す。
井上雄彦
初めて買った漫画はドカベン
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『ダウト』
学童野球を舞台にお父さんコーチと子どもたちが「野球の常識」に立ち向かう。
グランドジャンププレミアム「ダウト」1話目面白かった。ラストのとこ、ミットの乾いた音が聞こえてくるような描写。次回以降も楽しみ。@k_tatsuz
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) October 19, 2014
その他
『カーボン・アスリート』
著者は日本を代表するプロダクトデザイナー。本書は、高い機能性と美しさを兼ね備えた、スポーツ用義足の開発に挑んだ3年間のドキュメントである。
ロンドンに持参し、面白くて一気に読了した山中先生 @Yam_eye の「カーボンアスリート」によると、デザイナーの山中さんの原点のひとつもドカベンだそうです。おお〜
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) September 5, 2012
『七帝柔道記』
七帝柔道とは、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の旧帝大で行われている寝技中心の柔道のこと。著者の北海道大学柔道部時代の体験をもとにした自伝的青春小説・私小説。
本を読むのが遅い僕が珍しくあっと言う間に読み終わった増田俊也さんの「七帝柔道記」。面白かった。今もあの世界は存在しているのだろうか。
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) June 6, 2013
『あわいの力』
「あわい」とは「媒介・あいだ」という意味。能楽師・安田登と共に「心」という文字の起源から、次の時代のヒントを探る。
井上雄彦
見るからによい本、というオーラをまとっている本ってありますよね。読む前から少し気持ちがいいというような。
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『木のいのち 木のこころ』
著者の西岡常一さんは法隆寺などの復興を果たした宮大工。木の命を生かす技術、木の心を知るための知恵を飛鳥の工人から受け継いだ。彼らがいかにして伝統的な建築物を造り上げていったのか。
井上雄彦
いいっス。
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